衝撃的な記事タイトルですが、きちんと説明致しますので、ご安心を!
RAID構成にする必要はない?
制作会社等においてデータのBackupは、かなり頭を悩ませる課題でもあります。
セキュリティ的な問題、データの安全性、また緊急時に昨日のデータに戻したい。
間違えてデータを消してしまった。5年前のデータを引っ張り出したい。
災害時にデータを持ち出したい。等々、日々起こりうる可能性に備えて色々な対策を講じていると思います。
そして不運?にも、データ管理者になってしまい、その管理方法をどうしようか悩んでいるそこのあなたに、声を大にしてお教えいたします!
RAID構成は意味が有りません!
さて、そうは言っても「データの安全性の為には必要なのでは?」
と思っている方は沢山いると思います。
結論から言いますと、最適な構成は下記で充分です!
今や3T構成でも、2万円弱!安いです!
さてこれを同じような構成で、RAIDで組んだ場合は…
う~ん。9万4千円ですか。
しかも掛かる費用は、これだけでは無いのです。
中身のHDDが壊れた場合、おそらく急いで交換しますよね?
そうした場合、中身のHDDのお値段がびっくり!
なぜ?こんなに高い?
完全に足元を見ていますね。詐欺にあったようです。
これならば、ネットワーク用HDDをばらして使った方が良いのでは…
RAID構成の落とし穴
しかも、高価なRAIDシステムですから、HDDを交換しながら使い続けると、悲劇が起こります。
それは、RAIDシステムそのものの故障です!
RAIDシステムが壊れてしまうと、全てパーです。
その場合は、HDD復旧サービスに持っていくしかないのですが、
などと、けっこう言われてしまいます…
しかも、普通のHDDの復旧よりも何倍も請求されます…
RAID構成のメリット
もしもRAID構成にメリットがあるとするならば、
- 速度。
- HDDが壊れても、業務を止めることなく作業が出来る。
この2点ですね。しかし、速度は日に日に上がってきていますので、10年前に比べると、RAID構成でなくても比べ物にならないくらい早いです。
速度も、ストライピングにしなくても全然問題ありません!
10倍近く早いですね!
そもそも、ネットワークにボトルネックがあるので、サーバーの速度がどんなに早くても意味が無いのです。
HDDは消耗品と考えるのであれば、安いHDDを5年おきに切り替えた方が、壊れるまで使いづづけるよりもずっと安全です!
是非皆さま、参考にしてください。(^^)